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固形燃料製造

RPF - 次世代燃料

RPFは次世代燃料として注目されています。

rpf

廃棄物を原料とする固形燃料は、化石燃料に替わる次世代の燃料で、ハンドリング性や経済性が優れています。

レックスは皆様とのパートナーシップにより次のメリットを提供します。

廃棄物の有効活用
サーマルリサイクルによりエネルギーとして有効利用されます
適正処理
レックスの燃料化施設で適正に処理をします
明確なトレーサビリティ
マニフェストにより廃棄物の処理履歴を明確にします
機密保持(クローズドシステム)
送り状など、機密性の高いものでもクローズシステムで確実に処理します

固形燃料には、RPFとRDFがあり、それぞれ特徴を持っています。

レックスでは安全性の高いRPFを製造しています。

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RPFの特徴

RPFは優れた長所を持つ固形燃料です。

安全
爆発、火災等の危険性がない。
(主な原料は廃プラスチック類と紙くずです)
安心な品質
塩素ガス発生によるボイラ腐食やダイオキシン発生が殆どなく排ガス処理が容易。焼却後の灰は塩素濃度が低くリサイクルが可能です。
高カロリー
化石燃料と同等以上のカロリー(熱量)があります。
当社数値平均6,000~8,000kcal
ハンドリング性
固形で密度が高いため、運搬や保管に優れています。
(※)当社形状
・直径15mm ⁄ 20mm ⁄ 30mm の3種類
・長さ30~40mm程度の大きさ
経済性
石炭や重油と比べると経済性に優れています。

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RPFとRDFの違い

RPFは安全な固形燃料です。

固形燃料は、「RPF」と「RDF」が代表的なものです。

しかし、名前(略称)が似ていることから同じものだと思われがちですが原料や性能など異なるものです。

名称(略) RPF RDF
正式名 Refuse Paper & Plastic Fuel Refuse Derived Fuel
収集原料 主に民間企業が排出したもの
分別された排出ごみ(廃プラ・紙くず)
詳細はこちら
主に地方自治体が集荷したもの
不特定多数の排出ごみ(不特定多数品種)
原料の特徴 分別された原料を使用
異物の混入は極めて少ない
含水率もかなり低い
焼却灰はリサイクルされます
分別されていない原料を使用
塩素系のゴミや水分を多く含んだ生ゴミ等の混入の可能性があります
焼却灰は埋め立て処分が多い
発熱量 6,000~8,000kcal 3,500kcal
灰分比率 6%以下 20%以下
大きさ 約15mm ⁄ 20mm ⁄ 30mm の3種類 約30mm
臭い 極めて少ない 脱臭装置が必要
発熱性 なし 乾燥のために石灰を使用する際、水をかけると発熱反応の可能性があります

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RPFの原料

RPFは廃プラスチック類と紙くずが原料です。

原料の判別はお気軽にご相談下さい。お問い合わせはこちらをご参照ください。

廃プラスチック類、紙くずの種類については下記をご参考にして下さい。

固形燃料化適合物

廃プラスチック類

RPF(固形燃料)化対象原料例

熱可塑性樹脂

  • ポリエチレン:PE(通称;ポリ)  -----  エアーキャップ・ストレッチフィルム
  • ポリプロピレン:PP(通称;ピーピー)  -----  袋類・PPバンド
  • ポリスチレン:PS(通称;スチロール)  -----  食品用トレー・緩衝材
  • ポリエチレンテレフタレート:PET(通称;ペット)   -----  容器類・結束バンド
  • エービーエス:ABS  -----  家電製品、携帯電話のボディ
  • ポリカーボネート:PC(通称;ポリカ)  -----  レンズ・AV機器
  • ポリアミド:PA(通称;ナイロン)  -----  合成繊維・ストッキング
  • アクリル:PMMA(通称;アクリル)  -----  合成繊維・ボールペンのボディ

※上記、複合品は可

紙くず類
  • 紙くず
  • 紙パック
  • 裏カーボンの伝票類
  • 表面がラミネート加工された紙(クラフト紙等)
注意事項
  • 塩化ビニール等塩化物が含まれる物は入れないで下さい
  • アルミ付着のある物は入れないで下さい
  • 水濡れ・水分等を含んだ物は入れないで下さい
  • 薬品・農薬・劇物・粉末の物が入っていた容器・原料袋は入れないで下さい
  • ウレタン・スポンジは入れないで下さい

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