現在、我々を取り巻く環境は、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けた世界的な流れの中で、地球温暖化防止のため温室効果ガスの削減や脱炭素社会の実現、サーキュラーエコノミーの構築など様々な課題に直面しております。

弊社は、産業廃棄物をエネルギーとしてリサイクルするためのRPF製造事業を核に事業展開しております。このRPFは、エネルギー源として化石資源の使用量を削減し、地球温暖化ガス（GHG）の排出抑制に寄与する高効率なエネルギーリカバリーとの評価も得ております。また、環境負荷の低減や資源の有効利用の観点のみならず経済的な観点からも注目され、期待されております。

これまでの弊社の歩みは、2003年に金谷工場を開設、2005年に島田工場、2020年には長泉工場を開設し、現在では3工場合わせて約5,000t/月のRPFを製造するに至りました。この度、金谷工場が老朽化したため2025年5月を目途に牧之原市へ移転し、処理量を約2倍に引き上げ、牧之原工場として開設を目指しております。

これからも高い品質を標榜しながらお客様に『安全』・『安心』・『安定』を提供させて頂くことは元より、廃棄物処理を通じて高度循環型社会の形成に資するべくパートナーシップ構築を展開し、地球環境や地域社会の環境保全に貢献して参ります。
今後とも、皆様の変わらぬご支援を賜ります様よろしくお願い申し上げます。

2024年7月

代表取締役社長 　寺井敬雄